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    Suno AI をはじめよう

    sunoのはじめかた

    せっかくなので音楽生成AI『Suno』の始め方や、使い方について触れてみる。

    初心者向けの内容なので、既に始めている人や上級者にとっては退屈な内容になるかもしれない。

    AIでの楽曲生成に興味はあるけど、はじめの一歩に戸惑っている人にとって、本記事が背中を押せれば幸いだ。

    この機会に新しい世界の扉を開いてみませんか?

    目次

    Suno AI とは

    “Suno”は、革新的な音楽生成AIプラットフォームだ。

    初心者でも直観的に扱いやすい
    インターフェースですね

    専門知識不要で、誰でもすぐにプロ級の音楽を作ることが可能。

    他の音楽生成AIと比べても、圧倒的に短い時間で楽曲を生成することができるのだ。

    また、一度に生成できる楽曲の時間が最大4分と、他よりも長く曲が作れるところも利点だ!

    仕上がった楽曲の音の深みも他ツールと一線を画しており、幅広いジャンルに対応しているところも大きな魅力。

    これにより、作曲初心者には創作の扉が開かれ、経験者には新たなインスピレーションが与えられる。

    幅広いユーザーのニーズに合わせて活用できるため、これからの音楽業界の常識を覆す強力なツールになることは“ほぼ確”

    このような事柄から「音楽生成AIの王者」などと称されるのも納得がいく。

    それだけユーザーも多く、プロンプトや機能の研究も活発なので、検索すればいくらでも上級者の記事で学べる点もこころづよい。

    つかいかた次第ではいくらでも高みにいけるだろう。

    音楽と共に夢を見せてくれるAI 、それが「Suno」なのだ。

    2024年10月現在、音楽生成AI「Udio」と人気を二分していることも付け加えておこう。

    どちらを選ぶか迷っている人に向けて、後日別記事で比較してみるので乞うご期待。

    運営元

    初版は2023年12月20日。

    音楽テクノロジーの分野で急速に成長しているスタートアップ企業、Suno社によって開発・運営されている。

    運営・開発チームの拠点は米国マサチューセッツ州ケンブリッジだ。

    チームメンバーはMeta、TikTok、Kenshoなど今をときめく先端企業の出身者たちであり、AI技術と音楽の融合に力を注いでいるとのこと。

    これからの活躍も非常に楽しみな企業である。

    Sunoでできること

    テキスト・プロンプト(呪文とも呼ぶ)を入力することで、高品質な音楽を生成できることは基本中の基本。

    歌詞の生成、メロディの作曲、楽器の演奏、ボーカルの追加など、音楽制作の全工程をAIが担当する。

    既存の楽曲ファイルや音源、はたまたその場でハミングしたものを取り込んでカバーする機能が追加されたりと、日々進化を遂げている(2024年10月現在はベータ版のみ)。

    音楽生成を主としたツールなので、ついつい音楽のことばかりに目がいってしまうのだが、他にも特徴的な機能が3つあるので紹介しよう。

    • ジャケット画像生成機能
    • ビデオダウンロード機能
    • SNS的側面

    それぞれくわしく解説します

    特徴

    ジャケット画像生成機能

    曲を生成するごとに、sunoが自動でジャケットを生み出してくれる。

    もちろんAIだ。

    正直、ビミョウな画像が多いのだが、ときどき「オオッ!」と唸らされるような画像を生成してくれることもある。

    ほんと、たまにだけど。(ごめんなさいぃ)

    筆者は本命の曲にだけジャケットを作り直して、配信なり、公開なりしている。

    特徴

    ビデオダウンロード機能

    仕上がった曲は、それぞれパソコンやスマホにDLして保存することができる。

    音源データはMP3形式、WAVにも対応しているが、なんと簡単なビデオもDL可能なのだ!

    あくまで簡易的なものだが、個人で楽しむには充分。

    このビデオをYouTubeなどで公開しているユーザーもときどきお見かけする。

    ためしに筆者も公開してみた。

    特徴

    SNS的側面

    さいごに、sunoにログインすればおわかりいただけると思うが、ユーザー間で音楽を通して交流をはかることもできる。

    他のユーザーが公開している曲を聴いたり、「イイネ」ボタンを押して好意を伝えることも可能だ。

    音楽の好みが似ているユーザーを見つけたらフォローしてみるのも良いだろう。

    時間や場所(国)ごとに、トレンドランキングなども表示されるので、「今」のはやりを研究するのもいいかもしれない

    かこみに、我がアカウントは過疎地帯なので、絡んでやってもいいぞという優しいお方のフォローをお待ちしてます(切実)。

    料金プラン

    ここで、Sunoを使用するための料金について紹介しよう。

    Sunoでは多様なユーザーニーズに対応するため、3つの料金プランが用意されている。

    無料プランでも基本的な機能は使えるし、趣味で楽しむ程度ならじゅうぶん遊べるだろう。

    有料プランではより高度な機能や商用利用のライセンスが提供されている。

    以下に軽くまとめてみた。

    基本プランプロプランプレミアプラン
    月額・年額 $0月額 $10、年額 $96月額 $30、年額 $288
    50クレジット更新(10曲)2500クレジット付与(500曲)毎月10,000クレジット付与
    (2000曲分)
    商用不可新しいベータ機能へ早期アクセス可能新しいベータ機能へ早期アクセス可能
    クレジットトップアップなし一般的な商取引条件一般的な商取引条件
    共有生成キュー優先度生成キューオプションのクレジットトップアップ
    同時に2つのジョブを実行一度に10個のジョブを実行優先度生成キュー
    一度に10個のジョブを実行
    suno料金プラン 2024年10月

    最新の情報や詳細は、公式サイトでご確認願いたい。

    キューとかジョブって、
    どういうこと???

    ひらたく言うと、上位プランの方が待ち時間が短く、一度にたくさんの処理が可能ってことです。

    やりながら覚えることをおすすめします。

    課金したい場合は、左側のメニューの中から「Subscribe」を選択すると詳細ページに移動するので、そこから確認しよう。

    Sunoの始め方

    お待たせしました、いよいよ本題です。

    Suno AIを使い始めるのはかんたんだ。

    以下の手順に従って登録すれば、すぐに音楽制作を開始することができる。

    登録手順

    STEP
    Suno AI の公式ウェブサイトにアクセス

    基本的に英語表記だが、Chromの翻訳機能などを使えば日本語になおすことも可能だ。

    (変な訳だけど意味はわかるはず)

    右上の「Make a song」をクリックしたら、次のページ左下の「サインイン(Sign In)」を見つけよう!

    Suno:https://suno.com/
    STEP
    「サインアップ」ボタンをクリックし、必要な情報を入力

    電話番号を入力するようになっているが……

    GoogleDiscordAppleMicrosoftのアカウントでログインすれば超かんたん!!

    なので、上記のいずれかでログインすればすぐに使える。

    STEP
    サインインしたら左側のメニューから「Create(作成する)」を選択
    Suno:https://suno.com/

    さっそく曲作りにはいろう!

    登録手順は以上。

    曲を作ろう

    アカウントを作成したら、曲の生成に取りかかる。

    インターフェースは直感的で、初心者でも簡単に操作できるようデザインされている。

    まずは好きなジャンルや雰囲気をテキスト(日本語OK)で入力し、AIに表示を出してみよう。

    この日本語が
    「プロンプト」の役割を果たしているのだ

    筆者もためしに入力してみる。

    Suno Create画面より

    出来上がった曲がこちら。(上記で動画公開している曲です)

    まぁ……フツウですね💦

    まったく「初音ミク」ではない歌声が生成されました(汗)

    ま、こんなもんですw

    ここまでが、超かんたんな方法。

    プロンプト(呪文)で指示を出してみよう

    さらに詳しいプロンプト(呪文・指示文)を出してみよう。

    例えば、「明るい元気なポップソング、ギターとピアノをメインに使う」といった具体的な指示を出したり工夫することで、より自分のイメージに近い曲を生み出せるようになる。

    下記の表を参考にプロンプトを組み立ててみてもいい。

    プロンプト要素
    1ジャンルポップ、ロック、ジャズ、クラシックなど
    2テンポや雰囲気アップテンポ、スローバラード、エネルギッシュなど
    3使用楽器エレキギター、シンセサイザー、ストリングス、ドラムスなど
    4歌詞のテーマや内容恋愛、自然、冒険など
    5参考アーティストや曲ビートルズ風、現代のローリングストーンズ的な感じなど
    6曲の構成サビが印象的、ブリッジありなど
    (インストはボタンで選べる)
    7目的や用途映画のオープニング(のような)、広告用BGMなど、作りたい曲が使われそうな場面があれば
    8特定の音楽的要素バスドラム、ハーモニーを重視など
    9時代や文化的背景80年代レトロ、現代的、和楽器など、特定の国や地域の伝統音楽の名称なんかも有効
    10感情や雰囲気希望にみちた、エモい、エキサイティングなど
    あくまで一例。自分でいろいろ工夫してみよう♪

    筆者の場合は1・2・3・6・8・9はほぼ毎回入力している。

    テンポについては「BPM」で入力してもよいだろう(守ってはくれないが)。

    逆に、5(参考アーティスト)は入力していない、というか、しないようにしている

    凝り始めると様々な呪文を試したくなるが、日本語の精度も高いので簡単なイメージを日本語で伝えるだけでも十分にハイクオリティな楽曲を作成してくれる。

    突き詰めようとすると確実に沼ので、また改めて。

    歌詞の構成についても今回は省略した。

    WEB上では先陣の猛者たちが惜しみなくお披露目してくれているので検索してみてくだせぇ。

    suno」「プロンプト」で検索すると
    わんさか出てきますよ

    楽しみ方

    これまでの項でもじゅうぶんに伝わったかと思うが、Suno AIは音楽制作の楽しさを誰もが体験できるツールだ。

    個人での利用から他者との共有まで、さまざまな楽しみ方がある。

    これから紹介する楽しみ方はあくまで一例だが、素敵な案があればぜひ教えていただきたい!夜露詩句★

    個人で楽しむ

    まずは個人での楽しみ方を紹介しよう。

    • その時の気分で聴きたい曲を生成してもらう
    • 思い浮かんだフレーズを元に楽曲を生成
    • 曲のテーマやジャンルごとにライブラリを作り、アルバムのように楽しむ
    • 6~120秒までのオリジナルオーディオをカバーやアレンジして楽しむ
    • 曲のイメージをsunoや他の画像生成AIで作って楽しむ
    • 自分の詞に曲をつけて楽しむ

    作曲の経験がなくても、自分のアイデアを音楽として形にする喜びを味わえるって素晴らしい!

    なんてことを言うと、これまで作曲の経験がある本物のミュージシャンの方の中には「生みの苦しみも知らずして!」と腹を立てる方もいるだろう。

    当然だ。

    筆者の音楽関連の友人知人たちも口を揃えて大体おなじことを言う。

    いろいろと考えてみたんだが、我々は作曲者ではないのだ。

    ただ、好みの曲を作って楽しむリスナーにすぎない。

    これからは一人一人が心にアーティストを住まわせる時代になるのかもしれない。

    嘆いても腹を立てても仕方がない、それが時代の流れというもの。

    とはいえ、現段階では人間様の機微な感情を表現できるのは、究極のところ人間様だけなのだろう。

    今はね。

    先のことは誰にもわからない。

    話が逸れてしまったが、個人的な楽しみ方は以上だ。

    人に聴いてもらう

    作成した楽曲は簡単に他者と共有することができる。

    SNSで公開したり、友人・家族と個人的に共有することで、自分の作品に対するフィードバックを得られる。

    もちろん先に紹介したSunoのコミュニティ内で作品を公開し、他のユーザーと交流することも可能だ。

    筆者は未開拓だが、Discord上でのやり取りなんてものも存在するらしい。

    「そんな、ヒトサマに聴かせるなんて……」とドギマギしてしまうが、気に入った曲ができると誰かに聞いてもらいたくなるのが人情というもの。

    筆者はそんな感情が祟って、配信なんて大それたことに手を出してしまった。

    そしてこのようなブログまで執筆している次第である。

    おそるべし、AI沼!

    商用利用について

    配信の話題が出現したところで、商用利用について少し触れておこう。

    商用利用の条件

    suno AIで生成した楽曲の商用利用には条件がある。

    『Pro Plan』以上の有料プランに加入すること。

    以上。

    ここでいう「商用利用」の定義としては音楽ストリーミングサービスへの配信やYouTubeでの収益化のほかに、広告や映画などでの楽曲のライセンス使用も含まれる。

    ここで注意したいのが、無料期間中に作成した楽曲は、あとで有料プランにアップグレードしたとしても商用利用は不可という点だ。

    具体的な利用条件や制限事項については、公式サイトの専用ページで確認することをおすすめする。

    本記事の内容は2024年10月現在の情報であり、更新される可能性もあるのでご自身でも必ず目を通してください。

    英語が読めない場合はchat GPTや
    Deep翻訳、Google翻訳を利用するべし

    音楽配信代行サービスに登録する際には、sunoの領収証画像の提出が必要な場合もあるので、配信をお考えの方はしっかりと調べてから実行しよう。

    ちなみに筆者はtune core japanを利用している。

    少々手出しは必要だが、自主製作でのCD販売経費にくらべれば安いものだ。

    著作権

    商用利用も含め、一般公開するうえでもっとも気になるところだ。

    sunoで制作した楽曲の著作権は基本的にユーザーに帰属する。

    なので、生成した曲は胸を張って自分のものだと言えるのだ。

    ただし。

    先に述べた音楽配信代行サービスを使って配信する際、著作権管理サービスを利用できないことが殆どということも覚えておきたい。

    AI生成の楽曲ではYouTubeの収益化プログラムへの参加も現状不可能なのだ。

    Sunoもこのあたりについては保証するような明言は避けており、かなりグレーな問題と思っておいた方がよいだろう。

    AIと著作権の問題は逐一変化してゆく。

    生成AIに携わるなら、著作権関連の情報には敏感になっておくべきだ。

    「知らなかった」で済まされない事象が今後でてこないとは言い切れない。

    (趣味でさわる程度であれば、教養程度でよいと思う)

    まとめ

    Suno AIは、音楽制作の世界に革命を起こす素晴らしいツールだ。

    誰もが簡単に自分だけの曲が作れる時代が来たと言えるだろう。

    しかし、まだまだ世の中には「AI」と聞いただけで拒絶反応を示してしまう人種も存在するらしい。

    実際に筆者のまわりにもいる。

    人間の防衛本能として至極まっとうなことなのかもしれない。

    しかし、まったく構える必要などない。

    創造性を解放し、新しい音楽体験をぜひ、ともに楽しみましょう!

    Suno以外の音楽生成AI

    Suno AI以外にも、複数の音楽生成AIが存在します。

    Udio AIはSunoのライバルと呼ばれるほど音楽生成AIの双璧の片翼を担っている。

    ほかに、SongR、Stable Audio、Sonautoなどもある。

    各ツールには特徴があり、比較検討することで自分に最適な音楽生成AIを見つけてほしい。

    筆者は圧倒的にSunoをおすすめするが、80年代・90年代風のJ-POPなどがお好きな人はUdioを好む可能性もある。

    sunoに慣れてきたら、他のツールにも是非触れてみよう!

    以上で、本記事を終わりにする。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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