調子にのって配信作品の第二弾はアルバムである。
しかも9曲入り!!
「ライナーノーツ」なるものをご存知だろうか。
かつてCDやレコードのジャケットに載せられていた解説文のことだ。
アーティストの制作意図や楽曲の背景が書かれており、リスナーが音楽を深く楽しむためのガイドとなる。
筆者は若いころ、お気に入りのバンドのCDのライナーノーツなどはなるべく読むようにしていた。
ライナーノーツというのは第三者が解説してくれるものらしいが、もちろんそのような存在はいないので自分でライナーノーツ(解説)してみようと思う。
「セルフ・ライナーノーツ」と言ったら、ちょっとはカッコつくのではなかろうか?
作曲も演奏もAI様がやってくださったので、解説と呼べるほどのものにはならないかもしれないが、試みる価値はある、はず。
「指示した側の思い」というものは存在するので、そのあたりをカジュアルに汲み取っていただけると嬉しい。
また、アルバムジャケットは一枚だが、曲ごとにイメージ画像を用意していたので、この機会に紹介させていただく。
画像にも力を注いでいたので、見てほしい!というのが本音だ。
(完成までにいくつもの屍が生まれていることは、AI製作に携わる方なら共感してもらえるだろう)
音楽生成AIを使う呪文のヒントになりそうなワードも盛り込んでいるので、扱う人は探してみて欲しい。
前置きが長くなってしまったが、本編にはいります、れっつらごー!
狂おしいメリーゴーラウンド
記念すべき一曲目。
実はSunoに登録して初期の段階で生成した曲が母体となっている。
キーワードは「ビジュアル系」「メ◯ヘラ」「病み曲」とか、そんな感じだったと記憶。
裏返った声の男性ボーカル曲や、デスボ系などが生成された。
「狂おしい」「メリーゴーラウンド」1stシングル同様になかなか厨二なワードの組み合わせが気に入っている。
この単語の組み合わせで一曲仕上げようと決め、試行錯誤した。
猫の鳴き声
可愛い曲が欲しかったんです。
以上。
実は5曲目の解説に出てくる友人が好きそうな曲をと思って作ったものだったりする。
狙い通りにお気に召していただけたようで、カラオケで歌いたいという予想以上の反応をもらってとても嬉しい。
ほかにも歌いたいという人が出現したら、オケだけ公開しても面白いかもしれない!
MVつくれとの指令(リクエスト)もいただいたので、作ってみた。
作るごとに動画編集技術も向上している気がする。
精進するます。
シーシャの夢
シーシャ屋さんの宣伝に使ってくれないかな…
という、ヨコシマな気持ちで作った曲だが気に入っている。
わざわざMV作ったほどですからね。
これぞダンスビート、と筆者は思っている。
筆者の想いとは裏腹に、そんなに人気はないようだ(涙)
イメージはDJオズマだ。
連想ゲームでしかないが、シーシャ=パリピ=ダンス、みたいな感じ。
偏見だらけだ。
筆者の貧困な妄想力があらわになってしまった。
シーシャとズニーシャの言葉遊びを思き、MVに白い象を登場させた。
ズニーシャは漫画ONE PIECEに登場する巨大象のことだ。
- 東南アジアでは白い象が神聖視されている
- シーシャ(水たばこ)の発祥はトルコなどの中近東地域
以上のイメージから、あながちシーシャとかけ離れた存在ってわけでもないので、我ながら良い思いつきなんじゃないかと自己満MAXである。
BLODDY PINK
直訳すると「血のようなピンク」って、どんなピンクやねーん!?
こんなの?
こんなの??
それとも、こんな感じ!?
正解はないので、聴いた人の感性にゆだねたい。
完全に思いつきでしかない。
語感が気に入っただけの、言葉遊びなタイトルだ。
画像は2種類用意していたが、最後までどちらも捨てきれず。
裏KWは「トランペット」
どうしても歌詞で「トランペット」と歌わせたあとに、トランペットの間奏を入れたかったのだが、これが中々入ってくれずに苦戦した。
間奏に成功しても、曲調が気に入らなかったりするしね…。
精度はあがったとはいえ、やはりAIはガチャゲーだ。
ミントチョコアイス
長年の親友に贈るつもりで作ったが、気に入ったのでアルバムにも入れた。
JK画像も彼女をイメージしているのだが、アイスの生成に地味に苦労した。
曲調もくだんの友人の好みっぽいものを意識したし、実家で飼っている猫様を「ミンク」と表現。
「ミント」と「ミンク」を歌詞でかけて遊ばせてみたのだが、おやじギャグですね。
うーん、寒い!まさにアイス。(お粗末でサーセン)
堕天使の丘
悪ノリで作った。
音楽生成AIをいじるときに、バンギャなら絶対やってみたい作業のはずだ。
V系の歌詞に出てきそうな単語をひたすら羅列して生成した歌詞である。
曲調も、V系にありそうなものを追求するとこうなった。
笑いの要素こそ入っていないが、金爆とかFLY OR DIEを意識している。
V系はどうしても外せないルーツなので、リスペクトありきの曲とご理解くだされ。
重力ピクニック
本アルバムの中では一番最後に作った曲。
実はめちゃくちゃ気に入っているのだが、筆者にも歌詞がよくわからないので表記していない。
画像のテーマは「火星」と「スチームパンク」。
頭をからっぽにして、ひたすらノリに身体をあずけたくなるような曲が欲しかった。
まさに「重力」で遊ぶ感じ。
こちらもMV公開中。
DANCE WITH ME
ボリウッドスタイルの音楽が好きである。
職場の近くにあるインドカレー店(店員もインド系の方しかいない)のモニターでは、四六時中インドの映画MVが流れているのだが、センスの良さにウットリしてしまう。
「DANCE WITH ME」と次の「パーティーナイツ」は、そんなボリウッドスタイルを取り入れた曲が欲しくて生成した。
本曲は歌詞は日本語、タイトル英語。
次の曲は歌詞は英語なのにタイトルは日本語表記という妙な組み合わせなのだが、敢えてそうした。
深い意味はないが、気に入っている。
パーティーナイツ
前の曲に引き続き、ボリウッドを取り入れたEDMである。
アルバムの最後の曲ということもあり、「Don’t say goodbye 」(さよならは言わないで!)という歌詞を最後に持ってきた。
次回予告(おわりにかえて)
次回作もすでに配信の準備をすすめている最中だが、1st シングルやアルバムとは楽曲のタイプがガラリと変わる予定だ。
世界観も変わってしまうので、STNで公開するのはどうかとも思ったが、わたし自身が好きなジャンルならすべて「STN」なんだという意志のもとに配信することにした。
ネタバレすると、メタル系作品になる、とだけお伝えしておきましょう。
その前に、配信とは別にYouTubeやTikTokにて動画作品も公開していくつもりなのでチェケラッチョだ。
ここまでご覧いただき心から感謝する。